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TOYOTA 86 (ZN6)のブレーキディスクローター

2022年3月23日

TOYOTA86のブレーキディスクローターをProject μのSCR Pure Plus6に交換したので,選考理由を含め忘備録として記載します.

https://www.project-mu.co.jp/ja/product-info/scr_pure_plus6

ディスクが削れて減ってくる

ZN6のGT Limitedにはスポーツ走行に耐えるメタル配合のブレーキパッドが純正採用されています.踏み始めから強力な制動力を得られ安心なのですが,ローターへの攻撃性が高くローターがすり減るためブレーキパットと共にディスクローターの交換が必要になります.

パットに削られた結果,ディスクに耳ができると呼ばれる現象で,下の画像では約1mm削れてます.
ディスク強度の問題で1mm減れば交換が必要だそうです.

私の場合,ブレーキパッドは約4mm残っていたのですが,ディスクが限界を迎えたという訳です.

ディスクの耳

ディスクローターに求めるもの

TOYOTA86の純正ローターに対して全く不満は無いのですが,せっかく交換するのなら社外品も試してみたいと思い、調べてみました.

性能

強度と耐熱性

タウンユース用のローターをサーキット等で使用すると高確率で変形するそうです.ということは,ワインディングでも下りでは注意を要します.
社外品ではタウンからワインディングとの紹介が多いのはこれが理由でしょうか.

素材も様々で,最高級は軽さと耐熱性に優れたカーボン性ですが,廉価版ではFC鋳鉄と呼ばれる純鉄に炭素を混ぜたモノが主流のようです.
炭素を混ぜすぎると溶融温度が低くなり,硬度は増すが脆くなる性質があるそうです.

競技用として耐久性・耐熱性・放熱性・軽量化と交換時の費用効率を考えての2ピース構造と価格重視の1ピース構造がありますが,タウンユースがメインなので,価格を考慮して1ピースを選択します.

外観(見た目)

性能も重要なのですが,見た目も重要なので私はスリット入りを選択しました.
販売店などがノンスリッドの製品に後からスリット加工を施している廉価版も流通している様子ですが,重量偏差や強度の保証が無いので注意しましょう.

品質管理

車軸と一緒に高速回転するローターなので,平行度や厚み偏差に加えバランスも重要です.
重量偏差を補修する切削処理が施されているかも重要な要素です.

重量偏差を調整した切削処理

選考商品 2選

タウンユースメインでたまにワインディングそして極稀にミニサーキットでの使用を基に性能と価格から2つが候補に上がりました.

Project μのSCR Pure Plus6

Project μ SCR Pure Plus6

ラウンド形状のスリットは、ストレート形状スリットよりクリーニング効果が高く、初期制動を向上させます。ストリート走行がメインの方にお薦めです。

構造1Piece
材質FC鋳鉄
スリットラウンド形状 / 片面6本・両面12本

大幅な耐久性向上を可能とする特殊処理

一般的なディスクローターは、ハードな走行をすると、歪みが発生する事があります。強力且つ安定したブレーキングを実現するためには、歪みは許されません。そこでプロジェクト・ミューでは、ディスクローターに特殊な熱処理を施す事で材質を安定させ、歪みを防ぎます。また、一部製品の表面には防錆メッキ処理を施し、錆からも防御します。

高性能の基本は、こだわりの素材から

私達は、純正交換という限られたサイズの中で最大限の技術とアイデアを活かし、如何に性能を向上させるかに拘り続けています。そこでSCRには、量産タイプのFC鋳鉄よりも、耐久性・耐熱性・ノイズ軽減等に優れる高合金FC鋳鉄を採用。SCR-GTとSCR-PROには、さらにハイパフォーマンスを発揮する、高合金ハイカーボンFC鋳鉄を採用しています。

引用:https://www.project-mu.co.jp/ja/product-info/scr_pure_plus6

DIXCEL SD type

DIXCEL SD :https://www.dixcel.co.jp/rotor/rotor_sd.html

プラス20%の制動力がもたらす安全性!

  • 各種シミュレーションテストではPDタイプに比べ、摩擦係数が最大20%アップ!
  • 20%の制動性能の向上により、車輌の安全性が向上! ゆとりのあるドライビングが可能に!
  • スリット本数は鳴き、摩耗、ガスの除去効果など様々な事案を考慮し、6本に決定!
  • スリットの幅、角度、深さなどは実戦データから最適な数値をチョイス
  • 回転方向はより高いシェービング効果が得られるようリバース回転(逆回転)を採用
  • スリット位置をアウター/インナーでオフセットすることによりジャダーの抑制に成功
逆回転・正回転での効果の違い

どちらの向きで装着してもスリットの効果は生まれるが、逆回転の方が正回転に比べて摩擦係数は高くなります。
しかし、その反面パッドの摩耗は逆回転の方が正回転より多くなります。以下、弊社SDタイプの逆回転及び正回転での比較データになります。

引用:https://www.dixcel.co.jp/rotor/rotor_sd.html

アタリ付け

急激に熱が入ると変形やクラックが入る可能性があります.
回避するためには,ブレーキパッドやディスクローターを交換した際はアタリ付けが必要ですのでメーカーからの注意事項を転記します.

ストリートのみ使用の場合

組合わせるパッドや走行道路によっても異なりますが、一般道で大体300~1,000Kmほど必要になります。その間、急制動、急ハンドルなど急の付く運転は避けて下さい。また無理矢理、温度を上げるような走行もお控え下さい(ローターを歪める原因となります)。つまり、ごく普通の『安全運転』で走行頂ければ、ストリートでのアタリ付けは完了致します。

イメージとしては・・・

「パッドの成分をローターに徐々に乗せる」イメージで、走行距離を重ねて下さい。
中古ローターに新品パッドを装着した場合は直前に使用していたパッドの成分がローター表面に付着しています。この古いパッドの成分を一度落とす必要がありますので、研磨を行わない場合は、パッドのアタリが付くまで時間が掛かることがあります。また、組み合わせるパッドとローターによっては、アタリが付くまでジャダーが出る場合があります。

引用:https://www.dixcel.co.jp/subcontent/ataritsuke/

まとめ

両商品ともに魅力的で,素人に判断が困難なためプロショップに相談しました.

ショップ談
タウンユースやワイディングならご予算に合わせてどちらでも結構ですょ!
ただ,走行会などではSD Typeは避けたほうが良いかな…だそうです.

ただし,私が選んだブレーキパットとローターの組み合わせの場合ですので,他の商品では問題無いと考えます.

材料不足

コロナ禍で物通が滞っていることによる,材料不足で納期にかなり時間がかかります.
2021年9月初旬に発注して納品は11月末でした.
お急ぎの際はご注意ください.

注)メーカーの適合表を必ずご確認ください.