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即効性エンジン内部洗浄剤TAKUMI S.E.Cを使用してみた

2023年7月25日

走行距離がかさむとエンジン内部洗浄が気になります。しかし、即効性のエンジン内部洗浄剤はオイルラインの目詰まりを誘発する心配もあり躊躇しますね。そこで、70,000kmを気に一念発起してエンジンオイルで有名なTAKUMIさんが販売している,オイル添加型のエンジン洗浄剤TAKUMI S.E.Cを使用してみたので結果と感想を備忘録としてまとめました。

TAKUMIモーターオイルS.E.C AMAZON

エンジン内部洗浄剤

エンジン内部洗浄にはガソリンに混合するタイプとエンジンオイルに混合するタイプがあります.

ガソリン混合タイプは燃料と一緒に噴射することでバルブやピストンヘッドに付着したスラッジやカーボンを溶解することにより燃料と一緒に燃焼させて排気させています。簡単に表現すると,オイルが循環していない部分の洗浄が目的です。

エンジンオイル混合タイプはエンジンオイルで洗浄できなかったスラッジやカーボンを分離させてオイルラインやカムヘッド部分の洗浄を目的としています.

即効性と遅効性

エンジンオイルに添加する内部洗浄剤には即効性と遅効性があります.

即効性は洗浄効果が高いのですが,剥がれたスラッジ(ゴミ)がオイルラインなどに詰まる危険性があると言われています.また,長時間使用するとオイルシールやゴムパッキンを痛める可能性もあるため洗浄に適正な時間を厳守する必要が有ります.

遅効性はエンジンオイルと混ざることでエンジン内を循環してスラッジをゆっくりと分解していきます。分解にはある程度の時間と熱が必要だそうです。洗浄効果を得るには2000km程度の走行が必要ではないかと言われています。

使用方法

1. エンジンオイル交換作業前にエンジンを5分程度暖気する
2. エンジンを停止させ、使用済みエンジンオイルを抜き取る前に、本製品をオイル注入口より全量注入する
3. エンジンを再度始動し、10分程度アイドリングさせエンジンオイルを循環させる
4. エンジンを停止させ、使用済みエンジンオイルを抜き取る
5. エンジンオイルフィルターを必ず交換し、新しいエンジンオイルを注入し、オイル交換作業を終える

■ 注意事項
● 本商品はオイル/燃料添加剤ではありません。
● ご使用後は速やかに排出して下さい。
● 本商品を注入する際およびオイル排出時はやけどしないように十分気をつけて下さい。
● エンジンオイル3〜6Lに対し、本商品を1本使用して下さい。(お車の標準油量は自動車取扱説明書にてご確認ください。)
● 極端に冷やされると固まる場合があります。
● ロータリーエンジンおよび2サイクルエンジンには使用できません。
飲み物ではありません。

TAKUMIモーターオイルホームページより

走行距離70,000kmのZN6に使用

エンジンオイルは3000kmサイクルで交換していますが、今回は2000km走行時に使用しました。
2000kmではオイルは少ししか汚れてません。

2000km走行時のオイル

ZN6のエンジンオイル量はエレメント交換時で5.4リットルなのでエンジンオイルの注入口から全量を投入します。若干ですが灯油のような匂いがしました。

結果

ヘッドカバーを外して使用前後でカムシャフトを観察ができれば良いのですが、ZN6は水平対向エンジンであり、構造上ヘッドカバーを外すことは無理なので、抜いたオイルで評価してみます。

真っ黒です
粘度がありドロドロです
固形物などはありません

新品と比べて使用後のエンジンオイルは粘度が下がるのですが、真っ黒でドロドロです。明らかに汚れが落ちています。
メーカーが提示している使用方法はエンジンが温まっている状態で投入し10分間のアイドリングで循環させると有りますが、ある程度の油圧が無ければオイルラインの隅々にまで循環させることは出来ないと考え、私は自己責任の下2000~3000回転で10分間循環させました。

感想

カムやカムシャフトなどヘッドの汚れが取れたのか、オイルパンにたまっていたドロが取れたのかは不明ですが、オイルは真っ黒でした。
その後の走行に変化が出たかどうかは、私には体感できませんでしたが、エンジンが綺麗になったという事では気持ちが良いですね。

まとめ

オイル交換前に投入するだけなので簡単ではありますが即効性のケミカルはオイルラインを詰まらせる可能性が有るため、施工は自己責任でお願いします。

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Posted by よっしー