【インフルエンザの流行に備える】エアコンフィルター交換&わさびデェール
カーエアコンも梅雨入り前から約半年間フル稼働でした.当然エアコンフィルターにはチリやホコリのみならずカビ菌も付着しています.
インフルエンザや風邪の流行に備え呼吸器系を防護する為には,エアコンフィルターをそのままで冬を迎えるのはチョット心配です.
エアコンフィルターの交換方法を解りやすく解説します.
使用車種はTOYOTA86ですが,基本的にはどの車も同じですのでご参考にどうぞ.
エアコンフィルターの耐久性
エアコンフィルターの耐久性ってどれくらいなのでしょうか.
エンジンオイルなら5000kmや1年間など大まかな目安が有ります.集塵効果はエアコンの使用時間に関わりバイ菌の繁殖は装着期間に関わると考えます.
いずれにしても快適性と健康に関わる要素であるため,エアコンフィルターの交換時期について考察しました.
使用時間
私の場合,暑がりなのと排気ガスの臭いが嫌いなため,暖房をしている真冬以外はエアコンはONになっています.期間は12月中旬から3月初旬以外の9ヶ月~10ヶ月間はエアコンONです.また,暖房時も外気導入ではフィルターを通りますので,年中フィルターは活躍しています.
車の使用頻度にもよりますが,期間では1年に1回,走行距離(使用時間)では5000km程度の交換を健康面から考えて実施したいです.
交換方法
グローブボックスの奥にエアコンフィルターが設置されています.
グローブボックスの外し方は下記の記事をご参照ください.
グローブボックスを外す
グローブボックスの左右にラッチ(飛び出たツメ)があるので,グローブボックス側面を内側にタワマす感じで押してノッチ(凹)からラッチ(凸)を外します.固い際は片方づつで可です.
ラッチが外れたら,左側のダンパーを外します.外れやすいので注意を要しますが,外れやすいと言う事は嵌め易いので心配ご無用です.
グローブボックスの外し方やダンパーの嵌め方が解らない場合は下の「エアコンフィルター交換動画」を見てください.
86&BRZの場合ETCをグローブボックス内に設置している事が多いので,ケーブルに注意しましょう.
エアコンフィルターに必要な性能
エアコンフィルターに求められる性能は抗菌,集塵,消臭などが考えられます.
抗菌素材,フィルター素材,活性炭配合など各社で色々な工夫が行われていますが消臭以外の効果は体感出来ないため効き目は不明です.
私の経験上,活性炭配合フィルターで車内が消臭された実感は有りませんので,活性炭は不要です.
集塵効果に関してはカビの胞子はもちろん,PM2.5は捕獲出来る性能を期待します.
カビの胞子が捕獲できたらカビの繁殖も抑えたいですよね.
よって,集塵効果を最優先して抗菌作用として補助的にワサビに期待しました.
消臭は芳香剤に任せます.
使用物品
エアコンフィルター
メーカーの情報では,一般のフィルターの2倍以上の繊維量で風量は保証との事です.また,国内メーカーを偽証した偽物も市場に出回っているため,今回は国産に拘りエムリットフィルターを使用しました.
消臭剤
臭いに対しては芳香剤に頼るのではなく,臭いそのもの消したいと考えました.
そこで,消臭と防菌効果の有るワサビに注目したわさびデェールを選択しました.
メーカーの情報では臭いの元になるバクテリアを100分の1にすることができるそうです.
使用感
使用を開始して2週間程度はわさびが存在感を主張していました.
その後は遠くにワサビが居るかなぁ?程度の存在感でしたが,2ヶ月を過ぎた頃には上品な甘い香りが微かに漂う素敵な空間に車内が変身しました.4ヶ月を過ぎた今でも上品な芳香は残っています.
効果は1年間とのことなので,梅雨前にはフィルターと一緒にわさびデェールもリピートしたい1品です.
まとめ
インフルエンザなどの感染症が流行する冬の備えとして,エアコンフィルターと抗菌対策は如何でしょうか.