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【実録】アルミホイールを選ぶ際の注意5選

2020年11月2日

純正アルミホイールも素敵なのですが,インチアップなど自分好みのホイールで機能&ドレスアップしたくなりますよね!
アルミホイールを選ぶ際にはハブボルトやナットにも注意を要します.

最近,流行りのネット通販やオークションなどで格安に購入したくても,買ったは良いが嵌らなかったらどうしよう…など,素人には不安ばかりで敷居が高いのも事実です.ネット通販やネットオークションで購入する際の注意事項を私の経験を基にお知らせします.

車種による規格の違い

各車の規格に合ったホイールを選ぶ必要があります.規格に合わないホイールを嵌めるにはサイズ変更など専門的知識を駆使した仕様変更を要します.また,物理的に不可能な場合も有ります.まずは,ご自身の車の規格を知ることが先決です.

引用:ダンロップ https://wheel.dunlop.co.jp/about_wh/

リム径/インチサイズに関して

ホイールにタイヤが嵌る部分をリムと称します.その内径をインチサイズで表したのがリム径と呼びます.上図では”E”です.
インチアップを行うことにより必然的にタイヤの厚さは薄く(低扁平率)なります.メリットとしては,なんと言ってもドレッシーです.そしてタイヤの扁平率が小さくなるため路面からの情報が伝わりやすく,ハンドル操作に対するレスポンスも良くなります.デメリットとしては,乗り心地が悪くなります.また,スポーツ走行などでは,タイヤが薄くなることによりトラクションがかかり難くなるため,敢えて扁平率を上げる(厚くする)事も有ります.

リム幅に関して

インセット(オフセット)とも関係しますが,車体からはみ出すと車検に通らなくなります.よって,リム幅を広げる際は車体からはみ出さないようにインセット側に設置しますが,アームやボディ(インフェンダー)との干渉が生じる場合も有るため車種により許容範囲が大きく変わります.
86 GT Limitedの場合の純正規格はリム径17インチ,リム幅7J,インセット48mmです.

インセット

ホイールの中心線(A)とディスク内面(B)との距離(mm)のことで,車種によって異なります.リム中心から外側はプラスインセット(オフセット),内側はマイナスインセットと呼ばれます.(インセット値はホイールのサイズ表示の近くに刻印されています。)
下の写真のホイールを86に装着した場合,インセットは純正と同じなのでホイール表面が1/2インチ外側に出ることになります.

PCDって何?

Pitch Circle Diameterの略号で,ボルト穴ピッチ円直径(mm)のことです.車種によって異なります。国産車では100mmか114mmで4WDでは139.7mmが主流です.
トヨタ車の多くは114mmですが,86&BRZはスバル規格のためPCDは100mmです.
PCDを変更するハブも有りますが,安全性の観点から変更はおすすめしません.

ハブサイズ

上図の”I”がハブサイズ(径)で車軸径を表します.トヨタは54mmと60mm,ホンダは56mmと64mm,日産は59mmと60mmと66mm,マツダは54mmと67mm,三菱は56mmと67mm等が代表的なサイズです. 多くの社外品ホイールのハブ径は73mmから75mmという大きな値に設定されており,あらゆる車に装着出来るようになっています.
写真のホイールのハブサイズは75mmで86のハブサイズはスバル規格の56mmなので19mmの隙間をセントリックハブリングと云う部品で埋める必要があります.

75mm/56.1mm溝付ハブリング

ホイールの製造方法の違い

アルミホイールの製造方法には鋳型に流し込んで製造する「鋳造」と高圧プレスで鍛造形成して製造する「鍛造」があります.鍛造は軽量で強度もあるため,モータースポーツで採用されますが高価です.近年では鋳造でも軽量化の技術が進んでおり強度を担保して驚くほど軽いモノも有ります.予算に合わせての検討もホイール選びの楽しみですね.

鍛造ホイール

メリット
高圧プレスにより形成するため,強靭な強度が得られパーツを肉薄に出来ることにより軽量化も図れます.
デメリット
特殊なプレス加工を行うための製造コストがかかり価格が割高になる.また,デザインの自由度も少なくなるため複雑な形は困難.

鋳造ホイール

メリット
鋳型に材料であるアルミニウムを流し込んで形成するため,大量生産が可能でデザイン性も高くなります.生産コストが抑えられるため鍛造に比べて価格も低くなります.
デメリット
強度を出すために肉厚となり重量が重くなる傾向が有ります.

ナットの違い

ホイールナットは材質の違いで使用用途や使用方法が変わります.特に強度による使用目的は安全性の観点から重要な要素であると考えます.
詳しくは下の記事をご参照ください.

材質の違い

スチール・アルミニウム・ジュラルミン・クロモリ・チタンなど様々な材質が用いられています.材質により一長一短がありますので,予算に合わせて選びましょう.
詳しくは上の【実録】ホイールナットに関するお悩む解決初心者編をご参考にどうぞ.

サイズの違い

ボルトサイズ(直径)とネジ山サイズは必ず合わせる必要が有ります.また,ネジ部の長さも合わせる必要が有ります.この長さによって,袋タイプか貫通タイプかを検討する必要があります.

形状の違い

ナット座面
テーパー座・球面座・平面座が有ります.ナット座面はホイールによって決定されるので,ご自身のホイールのナット座面形状を確認して下さい.
ナット形状
袋型と貫通型があります.袋型は雨の侵入を防げるので防錆効果がありますが,ボルト長に注意を要します.貫通型はボルト長に関係なく使用出来る反面,風雨に晒されるため錆や泥噛みの原因になります.
その他,ロングタイプなど目的に応じて適切なナットを選択しましょう.

車検での注意

車検では回転部が車体からはみ出していないことが条件です.ホイールやナットは回転部品であるため厳格な審査が行われます.特にロングタイプのホイールナットを使用している際は要注意です.

着脱時の注意

十字レンチは薄型ソケットをお勧めします.最近のホイールは社外ブレーキキャリパーへの対応のためナット穴が深くなっています.普通の厚さのソケットではナットに刺せない可能性が有ります.

ホイールナットの素材によってはインパクトレンチが使用出来ないモノも有りますので要注意です.詳しくは上記の【実録】ホイールナットに関するお悩み解決 初心者編をご参照ください.

まとめ

社外ホイールを選択する際の注意事項を列記しましたが,決して純正ホイールが悪い訳ではないのです.私自身もタウンユースとスポーツ走行時など用途に合わせて社外品と純正ホイールの両方を使用しています.
将来サーキット走行などを行いたい方は,工具などの持参を考えると純正品と同規格の社外ホイールを選んだほうが便利です.
純正品は耐久性や安全性など自動車メーカーの厳しい基準をクリアした逸品であり,86&BRZの純正品はアルミでデザインも良いと考えます.オークションなどで後期型のアルミホイールを安価に入手し,前期型に装着しているオーナーさんも多数見かけます.
安全性とデザイン性からお気に入りの1品が見つけられれば楽しいですね.