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【アプライドモデル】86&BRZは進化し続けている

2020年11月30日

86&BRZは運転することが本当に楽しい車です.この感覚は日々運転するオーナーさんにしか味わうことができない至福だと思います.至福をもっと実感するために86&BRZの進化を紐解いてみました.
2016年にビックマイナーチェンジが施されたことは有名です.実はそれ以前もそれからも86&BRZは進化し続けているのをご存知でしょうか.
進化の軌跡はアプライドモデルとして車体に表示されています.アプライドモデルに関して私が調べた内容をご紹介します.

アプライドモデルに注目

SUBARUではアプライドモデルという型番がアルファベットで振り当てられています.この,アプライドモデルを見れば,どのような改良が施されているのかが一目瞭然です.中古車を購入する際は使用用途などからご自身が納得出来るアプライドモデルを探すのも楽しみの一つです.

アプライドモデルA型

開発コンセプトの「直感ハンドリングFR」を実現し,2012年にアプライドモデルA型が発表されました.TOYOTA86の発表会ではD1ドライバーによるドリフトが披露され,ノーマルでもドリフトが可能である実力が示されました.車好きには待望であり垂涎モノのFRライトウェイトスポーツの登場です.
しかし,このA型にはバルブスプリング不良というリコールが有ります.スプリングが切れれば急停止なんて危険性も考えられます.リコールなので正規ディラーにて対応して貰えるのですが,ZN6,ZC6の魅力である水平対抗エンジンが仇となり,大変な交換作業を要するそうです.中古車を購入する際は作業履歴など十分な検討を要すると考えます.

アプライドモデルB型

アプライドモデルB型ではハンドルが重いなどの意見を元に電動パワーステアリング制御に改良が加えられました.この制御によってよりリニアな操作が可能になり,少しステアリングも軽くなったそうです.
何よりも,ハンドルを切り込んで加速した際にハンドルが自然と戻るセルフステアリングが効くようになりました.これはスポーツ走行やドリフト時には重要な機能であり,ユーザーからの声を反映した大きな進化と言えるでしょう.

アプライドモデルC型

2014年6月9日にマイナーチェンジが行われアプライドモデルCになりました.86とBRZで若干の違いが有るようですが,私は86を所有していますので86を中心に調べてみました.
シャーシにチューニングを施すことで操舵安定性と乗り心地の向上が図られました.具体的には,ショックアブソーバーのオイルシールのフリクション特性の見直しや取り付けサスペンションおよびメンバーボルトの見直しなどが行われています.
その他,シャークフィンタイプのルーフアンテナを標準装備し,「GT」と「GT Limited」に設定のカーボン調インストルメントパネルのデザインを変更することによりスポーティな仕様となりました。

B型までのアンテナ
C 型以降のシャークフィンタイプのアンテナ

足回りの改良点

フロントのサスペンションメンバーとサイドメンバーの接合部に4本,リアショックアブソーバーの取り付け部に2本,新設計の約10cmのボルトに変更されフランジが従来より肉厚に変更されました.サスペンション取り付け部の剛性がアップしたことによってステアリングの応答性が向上したそうです.
また,ショックアブソーバーのオイルシールのフリクション低減や前後ダンパーのロッドガイドブッシュが改良されています.
この新設計のボルトにはA型B型でもディーラーで交換可能です.また,SACHS(ザックス)共同開発のショックアブソーバーがオプション設定されました。

アプライドモデルD型

多くの評論家から指摘されていたステアリングフィールの違和感を解消するためにECUのマッピングが変更されました.C型以前に比べてアシストがよりリニアな設定になりました.また,86ではGTとGT Limitedに「クルーズコントロールシステム」が追加されました.内装では「パワーアンプ付8スピーカーシステム」が採用されたのと、インパネにミッドレンジスピーカー追加、リヤクォータースピーカーが65mmから86mmに変更されました.
その他,内装では,86のGTとGT Limitedの室内シルバー加飾部位が明るいサテンシルバーメタリックに変更されました.
競技ベースグレードのRC,RAが廃止されました.

アプライドモデルE型

2016年7月の後期モデルからがモデルEです.
ビックマイナーチェンジと言われるくらい大きく進化しました.大きな変更点はなんと言っても圧縮圧を始めとする細かなセッティングの見直しによる馬力UPで200馬力から207馬力にUPされました.またファイナルギアが変更され,よりキビキビとした走りになっています.
外装系ではフロントグリルとリアスポイラーが未来的な形状に変更されています.86のフロントグリルは好みが賛否両論ですが,空力特性は大幅に向上している様子です.リアスポイラーに関してはトランクに張り付いていたタイプから足の有るタイプに変更されました.

アプライドモデルF型

ビックマイナーチェンジから1年後の2017年9月に変更されました.ステアリングの支持剛性強化やパワーステアリングの再チューニングが施され,ハンドリングのダイレクト感が増しています.また、公式アナウンスでは有りませんが、空調ユニット貫通穴の構造補強とリアバルクヘッドまわりの鋼板アップが施されたそうです.これらは,GRやSTIグレードに対応するものと考えられます.Brembo社製のブレーキを標準装備したBlack Packageやオプションでの装備が可能となりました.

アプライドモデルG型

2018年9月にはモデルFが登場しました.大きな変更は有りませんでしたが,F型で登場したGRにATモデルの「GR SPORT」が追加されました.GR専用ではありますが,エアロパーツやボディ剛性の強化パーツが設定可能となりました.

アプライドモデルH型

2019年4月にH型が登場しました.大きな変更点は無くカラー変更や新基準への準拠が施されています.進化の最終型でしょうか.

アプライドモデルまとめ

2012年の登場以来,毎年の様に進化し続けた86&BRZですが,まさに「直感ハンドリングFR」のコンセプトを追求するメーカーの姿勢の現れではないでしょうか.走りに対するメーカーの努力により,オーナーはドライビングする楽しさと所有する満足感が得られるのでしょうか.
溢れ出す大パワーによる豪快な走りではなく,荷重移動やライン取りになどダライビングテクニックへの集中,そして,高級車を所有する優越感に似た満足ではなく,車好きを虜にする魅力あふれる車を所有する喜びに似た満足感は86&BRZのオーナーにしか味わえない感覚だと思います.

2020年の7月にはBRZの受注が終了しています.9月現在では86も限定車種のみの受注になっている様子です.巷では2021年の新型登場が噂されており発表が楽しみです.排気量が2.4リッターになり240馬力程度にUPされるのではないかとの噂です.
更に進化した86&BRZの登場が楽しみですが,現行モデルを自分好みにカスタマイズして楽しむのも一考ですね.

86&BZR

Posted by よっしー