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86&BRZ電子制御を解除

2020年12月29日

特別な部品がなくてもVSCやTRC OFFで快適なスポーツ走行が可能になります.

整備モード VSC OFF

電子制御を切る必要がある場面とは

サーキット走行やドリフト時にはTRC(トラクションコントロール)やVSC(Vehicle Stability Control)の介入が邪魔になる事がありますよね.スイッチでのOFF機構は有りますが完全に介入を止めることは出来ないみたいです.

TRC(トラクションコントロール)

TRCはトヨタの呼び名ですが,日産はVDC,マツダはTCS,ホンダもTCSと呼んでいます.横滑り防止装置(VSC)やABS(Anti-lick Braking System)と連動して急激な車の姿勢変化を防止する動作を行っています.

TRCの働き

4輪に取り付けられたセンサーにより前後輪の回転差で前後の空転を感知します.
また,駆動輪の左右差では横滑りを感知しています.

駆動輪の空転を感知すると燃料を絞る,点火を停止,電子制御スロットルを絞るなどの介入を行い,駆動輪の空転を防止しています.

ABSでは他の車輪よりも回転数の多い車輪を制御することで4輪とも同じ回転数に合わせます.

VSC(Vehicle Stability Control)

VSCはトヨタでの呼び名で他社ではESCなどと呼ばれています.
車両の横滑りを防ぎ安定性を制御する機構で,TRCやABSと連動して作用します.

VSCの働き

車が横滑りしそうになった際にはエンジンのパワーを自動で制御したり,ABSと連動したりして車の姿勢をコントロールします.または,アンダーステア(コーナー進入のスピードオーバー状態)でステアリングを切っても車が曲がらない状態が発生した場合には,自動制御で車をカーブのイン側に向けるなどの介入を行います.
また,オーバースピードや急激なハンドル操作で車がスピンしそうな状態の際は車の姿勢をアウト側に誘導します.

TRC OFFスイッチの役割

普通,TRC,VSCをOFFにするスイッチが装備されているのは悪路からの脱出のためです.タイヤがスタックした際はタイヤが空転してもトラクションを掛け続ける必要があります.よって,TRCの介入を切る必要があります.

TRC OFF

VSC SPORTモード

普通の車なら,非常時のためのTRC OFFが設定されているのみですが,スポーツドライブを楽しむために作られた86&BRZにはワインディング走行などを目的に前期ではVSC OFFモードが設定されています.
しかし,あくまでもスポーツ走行を目的とした制御であり,サーキットなどではラップタイム向上の邪魔をすることがあります.そこで,後期にはTRCKモードとしてより精度の高い設定が施されましたが,完全に無介入にはならないみたいです.
そこで,整備モードに入る裏技をご紹介します.
ただし,整備モードといえどもABSは生きてますのでご注意ください.

VSC SPORT

VSC , TRC OFF(整備モード)

MT車

  1. エンジンの水温が80度以上になること
  2. エンジン OFF
  3. シフトはニュートラル
  4. サイドブレーキを解除しブレーキとクラッチを踏んでエンジン始動
  5. フットブレーキはそのままでクラッチを戻し,サイドブレーキのON⇒OFF⇒ON⇒OFF⇒ONと2回素早く行う
  6. サイドブレーキをONのまま,フットブレーキを2回踏む
  7. フットブレーキはそのままで,サイドブレーキを2回引く(5と同じ動作)
  8. サイドブレーキはそのままで,フットブレーキを2回踏む
  9. TRC VSCの解除ランプが両方点灯すると解除状態

AT車

  1. エンジンの水温が80度以上になること
  2. エンジン OFF
  3. ATはニュートラル
  4. サイドブレーキを解除しブレーキを踏んでエンジン始動
  5. MT車の5~9と同じ

ABSをOFFにするには

整備モードでTRCやVSCをOFFにしてもABSの介入は残る様子です.完全に電子制御をOFFにするためにはヒューズを抜いたり,特殊な部品を取り付ける必要が有りますので,レース車両専用ですね.

まとめ

電子制御の解除方法をご紹介しましたが,あくまでもサーキット等でのスポーツ走行が目的です.
安全走行をアシストしてくれる電子制御を公道でOFFにすることは止めましょう.

86&BZR

Posted by よっしー