ATFとトルセンLSDオイルを交換した感想
50,000kmを期にTOYOTA86(ZN6)GT LimitedのATFとトルセンLSDオイルを交換した結果,予想外の効果が有りましたので,思いつく理由と合わせてお知らせします.
プラシーボ効果(?)ではないと思います.
トルク感UP
まず,感じたのはトルク感のアップです.
実際にはATF交換のみでトルクアップはしないと思いますが,体感的に排気量が大きくなった感じです.
クリープ現象?
ATですので,ブレーキから足を離すとクリープ現象でジワッと前進するのですが,ATF交換後は発進と言っても過言でないくらいグイグイと前進をはじめます.
発進時
アクセルONでは交換前とは全く違う車のように加速します.シフトアップも実にスムーズで目的速度まで気持ちよく加速を楽しめます.
マニュアルモードではレブリミットまで一気に加速し,4000回転前後のトルクの谷でのストレスが軽減されました.
中間加速
2000回転前後からの加速時も実に気持ちよく,シフトダウンしなくてもストレス有りません.
走行安定性
信じられないかも解りませんが,走行安定性も増した(新車時に戻った?)と思います.
走行音や安定性を含めタイヤが変わったのかと思ったくらいです.
走行音
タイヤからの騒音と思っていたのですが,ATやデフなどの駆動系からの騒音だったのでしょうか.走行音が明らかに小さくなりました.
安定性
タイヤのバタバタ感,特に後輪のバタバタ感が大きく減少しました.
45,000kmくらいから,明らかに乗り心地が悪くなったため(バタバタ感が増した),足回りの交換を考えていたのですが,ショックのヘタリではなくATまたはデフの振動が原因だったのでしょうか.
新車時のフィーリングに戻りました.
感度MAXとの相性
トルク感UPや走行安定性と相まってドライバビリティが断然気持ち良くなり,86本来のフィーリングの良さを思い出しました.
感度MAXの装着により,ATやデフなどの駆動系への負担増が考えられますので,これらのメンテナンスとしてのオイル交換は効果絶大でした.
まとめ
効果絶大なATF交換をお勧めします.
ただし,ATを破損させないためにも,コンタミチェッカーなどでの事前検査が重要です.信頼できるショップでの交換をお勧めします.